日々の生活に欠かせないインターネットですが、私たちが高いと感じてしまう理由は一体何なのでしょうか?ここではインターネット料金の平均額と併せて、高いと感じるポイントをご紹介します。
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- 「ネット代が高い」はこれで解決!インターネット料金節約の方法をまとめてご紹介!
そもそもインターネット料金が高いと感じる理由は?

古いプランが適用されている
まずはお使いのインターネット料金は、いつ頃に契約されたものかをチェック。もしも5年前とかそれ以上前のプランであれば見直してみましょう。
インターネット料金は価格競争が常に激化していて、安いプランやお得なプランがどんどん更新されています。
今お使いのプランは当時は安かったかもしれませんが、今現在のプランと比較すると高い恐れが。
これがインターネット料金が高いと感じるのかもしれません。
ライフスタイルに合ったプランではない
ライフスタイルに合っていないのも高いと感じる理由の一つ。
たとえば
- インターネットをよく使う世代のお子様が独立をして家を出てしまった。
- 単身世帯で固定電話が必要ないのに、固定電話とセットのインターネット契約を結んでしまっている。
このようにライフスタイルに合ったプランでないと、高いと感じるのも無理はありません。
キャンペーン期間が終了した
ある月を境目にいきなりインターネット料金が跳ね上がった。一体なぜ?どうして?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
しかし理由もなしに突然インターネット料金が跳ね上がるのはあり得ません。この場合、契約時に実施されていたキャンペーン期間が終了したケースが考えられます。
インターネット契約をする際に「今ならキャンペーン中で…」と説明された記憶はありませんか?
利用料金半年間20%オフ!オプション料金1年間無料!などの期間が終了すると、該当月から料金が上がります。
契約会社がわざわざ「キャンペーン期間が終わるので来月から料金が上がります」とアナウンスしてくれるわけではないので、気を付けなければなりません。
インターネット料金は3つの項目で構成されている

インターネット料金は主に3つの項目で成り立っています。
インターネット料金の内訳は?
1.回線とプロバイダの利用料
2.機器のレンタル料
3.オプション利用料
この3つを合計したものが毎月のネット代として請求されています。
よくある疑問で「回線とプロバイダの違い」がありますが、回線は、光ファイバー回線やADSL、携帯事業者の4G LTEなど私たちがインターネットに接続する際に必要な物理的ものになります。
プロバイダは私たちとインターネットをソフトウェア的に接続してくれる役割を務めており、それぞれに役割が異なるので同時に契約が必要です。
また機器のレンタル料というのは、家庭においてある白や黒の小型の機械で、最近では「Wi-Fi機器(本来この呼び方は間違っていますが)」「光ルーター」とも呼ばれています。この機器は私たちが購入しているのではなく、レンタルをして使用しているのです。
オプション利用料は、インターネット料金にプラスして使っている固定電話や映画視聴チャンネルなどのオプションとなります。
インターネット料金の平均はどのくらい?
家庭のインターネット料金が本当に高いのか安いのか、今度は平均額を見てみましょう。
1.戸建てのインターネット料金平均額は約5,000円前後
2.マンションのインターネット料金平均額は約3,800円前後
同じインターネット料金でも戸建てとマンションとでは、平均1,000円以上の開きがあります。
マンションの場合は、住人同士で回線を共有できるため料金が安くなると考えられます。マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、各部屋ではなく各建物まで光ファイバーを引き込み、光ファイバーと各部屋との接続は通常の金属の電話線で行う事が多いです。(VDSLと呼ばれます)
そのため、戸建で1本の光ファイバーを専有できる戸建用とは違い、他の入居者の利用状況に応じて通信速度などが影響を受けるケースがあります。
また毎月の料金に関係はありませんが、戸建ての方が工事に手間が掛かるため、工事費用もマンションより高めです。
インターネット料金の節約方法は?

インターネット料金の平均額が分かったところで、今度はインターネット料金の節約方法をご紹介します。
引越しを控えている方や、乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
キャッシュバック制度を利用する
インターネット料金の節約方法その1としては、会社が設けているキャッシュバック制度を利用することです。
こちらは毎月の基本料金が下がるわけではないものの、キャッシュバックの金額が大きいものを選べば実質的に安くなったと感じられるはず。
今やインターネット料金は価格競争が激しく、キャッシュバック制度は多くの会社が導入しています。
1万円や2万円のキャッシュバックは当たり前で、中には5〜6万円キャッシュバックするといったところも。
戸建ての平均額が5,000円前後と説明したので、6万円のキャッシュバックが適用されれば1年間分の料金が無料ということになりますね。
携帯とセットのプランに申し込む
インターネットをパソコンで楽しむ方もいれば、スマホでの使用がメインという方も多いでしょう。とくに学生さんやパソコンに不慣れな方の場合は、パソコンよりスマホの操作に慣れてしまっています。
そんな方には携帯とセットになったプランに申し込むと節約効果が高まります。
ドコモなら「ドコモ光」、auなら「auひかり」といった携帯とセットになったプランが充実。
割引額は時期や会社にもよりますが、毎月2,000円から3,000円程度の節約が期待できます。
お子様のスマホ代を少しでも安くしたいと考えている方におすすめです。
回線とプロバイダがセットになった会社を選ぶ
回線とプロバイダは別の役割をしているため、契約もそれぞれの会社で行わなければなりません。
これだとどの組み合わせがお得なのか分かりづらい上に、手続きも少々面倒に感じてしまいます。
しかし最近は回線会社が、プロバイダ会社を一緒に提供してくれる最強プランがあるのです。回線とプロバイダをセットで申し込むことで、毎月のインターネット料金を抑えられます。
さらに面倒な手続きも簡単に済ませられるので一石二鳥です。
インターネット料金を節約する際の注意点

最後はインターネット料金を節約する際の注意点をご紹介します。
「安くなりますよ!」の一言に惑わされずに、こういったポイントにも注意しましょう。
違約金の金額をチェックする
まずは契約の前に違約金・解約金をチェックしましょう。
インターネット料金が毎月安くなる分、途中解約する場合は何万円もの違約金・解約金を請求される恐れがあります。安い利用料金の裏には、こういった高い違約金・解約金が存在する場合があるのを忘れてはいけません。
毎月の料金が安くなるのは長く使ってくれることを約束した上で成り立つのです。たとえば
- 旦那さんの転勤が多くいつ引越しするか分からない。
- またマイホームを検討中でもうすぐ引越しするかもしれない。
このような方がキャッシュバック欲しさに長期で契約を結ぶのは危険です。
万が一引越しが決まったから解約すると申し出ると、数万円もの違約金・解約金を請求されてしまいます。新規で契約する前には、違約金・解約金が発生しないように検討するのがポイントです。
今使っているインターネット料金にも解約金が掛かる恐れが!
今使っているインターネット料金より他社の方が安くなりそう!一刻も早く解約しないと!と焦って解約に走るのは禁物です。
今あなたがお使いのインターネット料金にも、違約金・解約金が発生する恐れがあります。契約内容をよく確認しましょう。
更新月の解約なら大丈夫ですが、それ以外の途中解約は数万円の違約金・解約金が発生する場合がほとんどです。
違約金・解約金を支払ってでも十分に得をするのか、よく考えてから乗り換えるようにしましょう。
それぞれの家庭に合ったプランを選ぶ
安さばかりに気を取られないようにするのも節約の大事なポイント。
「これを付けるとお得ですよ」の言葉にのせられて不要なオプションやプランにしてしまうのは不適切です。
単身世帯、夫婦二人世帯、3〜4人の家族世帯には、それぞれぴったりのプランがあります。単身世帯の場合、ファミリー世帯向けのプランやオプションは必要ありませんよね?
「お得」「安い」は確かに魅力的ですが、本末転倒しないように自身で判断するのも忘れずに。
インターネット料金の節約方法は家族ともよく話し合う

ここまではインターネット料金の節約方法についてご紹介しました。
家庭のインターネット料金を見直すきっかけになれば幸いです。
お金のこととなるとあれこれ悩みがちですが、迷ったら一人で抱え込まずに家族に相談するのも一つの手段。旦那さんや親の他、頼れる友人などに相談して意見を参考にしてみましょう。もちろん弊社にご相談頂くのも大歓迎です!
世帯人数やライフスタイルに合ったインターネット料金を選んで、しかも節約につながれば完璧といえるでしょう。ぜひそうなれるように、今一度インターネット料金の契約内容を確認してみてください。